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humhummの乱読日記

Kindle Unlimitedと図書館を利用して読んだ本の備忘録です。☆の数はあいまいでかなり主観的ですが、基本的に最後まで読み切ったおすすめの本を紹介しています。

マンガでわかる スマホで秒速トレード入門 [Kindle Unlimited]

 

📙 マンガでわかる スマホで秒速株トレード入門

おすすめ度 ⭐⭐⭐⭐⭐ 

(株式投資初心者の個人的な感想です)

株式投資の本が連続してしまっているけれども…。他の本も読んでいたのだが、感想を書きたいという気持ちが沸き上がらず、ああそうかとか読み終わったなという気持ちしか起こらなかった。自分の心が新しいものを受け付けない乾いた状態だったのか、心ここにあらずといった気持ちだったのかわからない。そして、この株トレードの本が思いのほか面白く役立ったのでまた株式投資の本になってしまった汗。

私は「秒速」とか(株のトレードは文字通り秒速なのだと思うが)一週間でとか100語で英語が話せる、とかそういう楽したい系の本にはあまり興味がわかないのだが、こちらの本はKindle Unlimitedで定額内だしという気持ちで、全く期待しないで読み始めた。秒速って言われても早押しとか私には難しいし、以前電車内で大学生らしき人が「TOEICの土壇場テクニック」のような感じの本を読んでいたのだが、その本に「答えがわからないときはDを選べ!」(「エ」だったかもしれない)と書いてあって、笑ってしまいつつも、やっぱりこういう本では実力はつかないんだなあと思ったのもある。

電車と言えば、スマホを使って電車内で株やFXの取引をしているらしい人もちらほら見かけるし、流れにのればチャッチャッと確かにスマホでトレードできるよなあ、そんなふうに日々のお小遣いを稼げたらいいなという気持ちももちろんあり笑。

これまでにも書いているが、私はTwitterで日々株の勉強をしているのだが、へえ株ってこんなことまで考えるのかと思ったことがこの本にはコンパクトに良くまとめられている。チャートの基礎に始まって、基本的な株取引について(材料株、テーマ株)や株をトレードするのに知っておくべき仕組み(増担保規制や信用倍率)世界の指標(VIX、SOX指数、国債利回りや原油、ゴールドの値動き)がわかりやすくまとめられている。このようなマンガと組み合わされた本は、マンガ部分だけ読んで説明の細かい文は読み飛ばしがちだが(私です)、説明が最小限理解していなければいけないことにまとまっていてとにかく理解しやすい(ただ要注意なのは2018年出版の本なので各証券会社の手数料が現在と異なっていることと、「証券化」の言葉の使い方にやや違和感があるくらいか)。

チャートだけに特化した本はたくさんあるので、チャートの読み方についてはそのような本を使ってさらに深める必要があると思うが、当初の予想を超えた良書だった(なんだかこの本を読むと私にもできそうと思ってしまう…)。初心者、初級者の方におすすめです(息抜きに株ぢから 儲けるだけが株じゃない [Kindle Unlimited]も読みました。こちらは完全にマンガです。仕事関連で株主総会に一度だけ言ったことがあるんですが、株主総会に行きたいような会社の株を買うっていうのもありだなと思いました。作者の方と考え方が似てるような気も…含み損タイプ?)。