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humhummの乱読日記

Kindle Unlimitedと図書館を利用して読んだ本の備忘録です。☆の数はあいまいでかなり主観的ですが、基本的に最後まで読み切ったおすすめの本を紹介しています。

世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生

 

📙 世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生

おすすめ度 ⭐⭐⭐⭐⭐

前回の日記マンガ フリーランスで行こう! 会社に頼らない、新しい「働き方」に引き続き高田ゲンキ氏によるフリーランスの本。この本のすごいのは前回の本の焼き直しではなく、ほとんど新規の情報からなる(重なるのは高田氏のエピソードのごく一部のみ)ことと、情報の出し惜しみをしていないこと、細かいところまで手が届く本であること。売り込みの際の名刺交換のマナーから高田氏のフリー時代の実際の名刺を時系列で公開しているなど、前回の本よりもより具体例が多いことも参考になる。

前回の本が高田氏のフリーランスとして成功していく過程にワンポイントアドバイスを組み合わせたものであったとすれば、今回の本は「教科書」として至れり尽くせりの本だ。ここまで情報を網羅するために膨大な労力が必要だっただろう(高田氏本人による解説がありました→世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生の内容を説明!どんな本か、これを読めば分かる!)。

フリーランスとして特に技術を持たない私に考えるヒントをくれたのは『「好きなこと」より「得意なこと」を仕事にしよう』というアドバイス。マンガ付きで確かにそうだなあと納得。あとは似たような職種でもアーティスト系(作家や詩人)と職人系(ライターや翻訳者)があるということ。職場でも言われるし私は多分職人系だ。

個人的なことで言えば、私の「得意なこと」(=褒められること)は企業に所属するか(そこで養われたので)完全な趣味でしか役に立たないような気がしていたのだが、他のスキルとの組み合わせや細分化で何か活用できる余地はあるのかもしれない。企業やフリーランス関連の日記だといつも代り映えしない締めになってしまうが、今後もアンテナをはって考えていこうと思う。